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ソウルの宣陵と靖陵へ行こうと思ったら、名前が似ていて、どちらが誰のお墓なのか分からなくなった。
宣陵は第9代国王・成宗と貞顯王后、靖陵は第11代国王・中宗のお墓です。二つの名前で、三人をたどる場所なんだね。
王陵は、王や王妃のお墓のこと。朝鮮王朝の人物名を全部覚える前に、まずはこの組み合わせを、現地の案内板を読む手がかりにしてみよう。
宣陵には成宗と貞顯王后、靖陵には中宗
国家遺産庁の日本語案内をもとに、名前を整理すると次のようになります。王后は、国王の妃の呼び名です。
| 陵の名前 | 王・王妃の名前 |
|---|---|
| 宣陵 | 朝鮮王朝第9代国王・成宗と、その妃の貞顯王后 |
| 靖陵 | 朝鮮王朝第11代国王・中宗 |
宣陵の名前は一つですが、成宗と貞顯王后の墓は別々に造られています。案内を見るときも、一つのお墓に二人が入っていると考えず、それぞれの名前を確かめてね。
国家遺産庁の説明では、成宗は在位中に『経国大典』を頒布しています。これは、国を治める仕組みを定めた法典。名前だけを覚えるより、どんな時代の王かを知る入口になります。
靖陵は、1562年に今の場所へ移された
中宗の靖陵は、もともと高陽の西三陵にある、章敬王后の禧陵の右側の丘にあったと、同庁は説明しています。1562年に文定王后によって、現在の場所へ移されました。
ここで、王妃の名前も増えるね。宣陵に眠る貞顯王后と、靖陵の移転に関わった文定王后は別の人物です。
案内の1562年という数字を見たら、中宗の即位年ではなく、陵を移した年の説明なんだね。人物の紹介と、お墓の場所が変わった経緯を分けて読むと、年号にも役割が見えてきます。
現地で歩く順番を決めるときは、人物紹介と一緒に、同庁ページの観覧案内も確認してね。王陵の歴史を読むことと、その日の入れる時間を調べることは、別に準備しておこう。
人物が気になったら、系統図から読める一冊を
康熙奉の『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』は、実業之日本社の2021年刊です。出版社の公開目次には、中宗を扱う項目と、歴代王の系統図が載っています。系統図は、人物同士のつながりを図で整理したものです。
本の識別番号であるISBNは9784408421117。2011年の本を一部改稿した新版で、今回確認できた楽天の商品掲載には中古本が含まれます。購入する場合は、版と商品の状態を合わせて見てね。
まずは案内板で、宣陵なら成宗と貞顯王后、靖陵なら中宗の名前を探す。そのうえで、気になった人物の項目へ戻ろう。広い歴史の入口を、目の前の三人から小さく作っていけるね。