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韓国旅行で仁川空港に着いたら、まずソウルの中心部まで移動しなければなりません。いくつかある方法の中でも、時間が読みやすいのが空港鉄道(AREX)です。ただ、AREXには直通列車と一般列車の2種類があり、料金も乗り場も切符の買い方も違うので、初めてだと迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ここでは、空港鉄道の運営会社である空港鉄道株式会社の公式サイトに出ている案内から、仁川空港とソウル駅を結ぶ2種類の列車の違い、料金、切符の買い方と乗り場、時刻表、帰国日に便利なソウル駅の都心空港ターミナルまでを順番にまとめます。料金や時刻は公式サイトの表示をそのまま使っています。2026年10月時点の情報です。
仁川空港とソウル駅を結ぶ2種類の列車とは?
空港鉄道には、ソウル駅と仁川空港の間を止まらずに走る直通列車と、途中の駅に停まりながら走る一般列車があります。まずは、それぞれの特徴と所要時間の違いから見ていきましょう。
ノンストップの直通列車は43分と51分
空港鉄道の「直通列車紹介」によると、直通列車は仁川国際空港とソウル駅の間を途中で停まらずに結ぶ列車です。空港を使う人のための特別なサービスや設備を備えた、ワンランク上の列車と説明されています。路線は、ソウル駅、仁川空港1ターミナル、仁川空港2ターミナルの3駅だけです。
所要時間は、ソウル駅から仁川空港1ターミナルまでが43分、2ターミナルまでが51分です。案内には、1ターミナルと2ターミナルの間は8分という表示もあります。乗るターミナルによって8分ほど差が出るので、自分の便がどちらのターミナルなのかを先に見ておくと、予定が立てやすくなるでしょう。
直通列車の大きな特徴は、座席がすべて指定席であることです。空港で大きなスーツケースを持って乗っても、座る場所が決まっているので落ち着いて移動できます。公式サイトでは、客室乗務員によるサービス、無料Wi-Fi、頼めばもらえる無料の水も挙げられています。Wi-Fiは「AREX Free Wi-Fi」を選んでつなぐ仕組みです。
ほかにも、4号車には車いすでも使えるトイレがあり、仁川空港1ターミナル駅では電動カートのサービスもあります。提携ホテルのシャトルバスを無料で使えるサービスや、ソウル駅の都心空港ターミナルを無料で使えることも、直通列車ならではの特典として紹介されています。
ここで注意したいのは、直通列車はソウル駅と仁川空港の間しか走らないという点です。ホテルが弘大や明洞など別のエリアにある場合は、ソウル駅で地下鉄に乗り換える必要があります。案内には「乗車前に乗車券を別途購入する必要がある」とも書かれていて、交通カードをタッチするだけでは乗れません。
旅行の初日は、飛行機を降りてから入国審査や荷物の受け取りでかなり疲れているものです。少しでも楽に座って移動したい、ソウル駅の近くに泊まるという人には、直通列車が向いているといえるでしょう。時間が読みやすいので、到着後すぐに予定がある日にも頼りになります。
各駅に停まる一般列車は59分と66分
空港鉄道の「一般列車紹介」によると、一般列車は8つの乗り換え駅を通じて首都圏の地下鉄とつながり、仁川空港とソウル中心部をすばやく結ぶ列車と説明されています。ソウル駅から仁川空港2ターミナル駅まで、途中の駅に停まりながら走ります。
所要時間は、ソウル駅から仁川空港1ターミナル駅までが59分、2ターミナル駅までが66分です。一部の列車は2〜6分ほど余計にかかるとも書かれています。直通列車と比べると15分ほど長くかかりますが、そのぶん料金はかなり安くなっています。
一般列車の便利なところは、途中の駅で地下鉄に乗り換えられることです。乗り換えができる駅は、ソウル駅(KTX、1号線、4号線、京義線)、孔徳(5号線、6号線、京義・中央線)、弘大入口(2号線、京義・中央線)、デジタルメディアシティ(6号線、京義・中央線)です。さらに、麻谷ナル(9号線)、金浦空港(5号線、9号線、金浦ゴールドライン、西海線)、桂陽(仁川1号線)、黔岩(仁川2号線)でも乗り換えられます。
たとえば、弘大のあたりに泊まる人なら、ソウル駅まで行かずに弘大入口駅で降りれば、そのまま街に出られます。5号線や6号線の沿線に泊まるなら、孔徳駅で乗り換えるのが近道になるでしょう。泊まるホテルの最寄り駅と、乗り換えの駅を前もって地図で見ておくと安心です。
車両は6両で1編成、最高速度は時速110km、最大の乗車人員は918人と案内されています。直通列車と違って指定席ではないので、混み合う時間帯には座れないこともあるわけです。大きな荷物を持っている場合は、乗り降りのときにほかの乗客の邪魔にならないよう気をつけましょう。
一般列車の切符は、各駅の自動券売機で買える1回用の交通カードか、コンビニなどで売っている前払い式の交通カードで乗ります。前払い式のカードは、券売機でチャージしてから使う仕組みです。旅行中に地下鉄やバスにも乗る予定があるなら、交通カードを1枚用意しておくと、空港から使えて便利でしょう。
直通列車と一般列車の料金はいくら?
料金は、直通列車と一般列車で大きく違います。直通列車は一律の料金、一般列車は乗る距離によって変わる料金です。それぞれの金額と、子どもの料金を見ていきましょう。
直通列車は大人13,000ウォンで子ども9,500ウォン
空港鉄道の「直通列車紹介」によると、直通列車の運賃は大人が13,000ウォン、子どもが9,500ウォンです。子どもの料金が使えるのは、満6歳以上13歳未満とされています。ソウル駅から1ターミナルまででも、2ターミナルまででも、同じ料金で乗れるのです。
案内には、正規運賃としてソウル駅から仁川空港1ターミナルまで18,500ウォン、2ターミナルまで19,100ウォンという金額も書かれています。実際に払う料金は大人13,000ウォンで、正規運賃はあくまで参考の表示と考えてよいでしょう。旅行のブログや古い記事で違う金額を見かけたときは、公式サイトの表示を基準にするのがおすすめです。
割引の表もあります。子どもの9,500ウォンのほか、敬老、障がい者、国家有功者の割引がありますが、敬老は満65歳以上の「内国人」が対象で、身分証の提示が必要と書かれています。日本からの旅行者が年齢だけで割引を受けられるわけではない点には、気をつけておきたいところです。
提携先の割引もあり、提携会社のホームページやQRコードなどから予約した人が対象で、オンライン専用と案内されています。割引の額は提携会社ごとに違うとの説明でした。また、割引は重ねて使えないとも書かれています。いくつかの割引を組み合わせて安くすることはできないということです。
提携割引の例として、空港鉄道のお知らせには、2026年4月20日から5月31日まで、大韓航空の国際線の航空券を買った人を対象に、直通列車が4,500ウォン引きの8,500ウォンになるプロモーションが出ていました。このような割引は期間限定なので、旅行の前に公式サイトのお知らせ欄を見ておくとよいでしょう。
幼児の扱いも見ておきましょう。直通列車の予約案内では、保護者1人が連れて乗る幼児が1人を超える場合や、幼児にも座席が必要な場合は、子どもの切符を買う必要があると説明されています。家族旅行で小さな子どもと一緒に乗る場合は、人数と座席の数を先に決めておくと、予約がスムーズに進むわけです。
一般列車は交通カードで4,750ウォンから
空港鉄道の「一般列車運賃案内」の駅間運賃表によると、大人が前払い・後払いの交通カードで乗った場合、ソウル駅から仁川空港1ターミナルまでは4,750ウォン、2ターミナルまでは5,350ウォンです。直通列車の13,000ウォンと比べると、半分以下の料金で乗れることがわかります。
途中の駅までの料金も表になっています。仁川空港1ターミナルからは、孔徳と弘大入口までが4,650ウォン、デジタルメディアシティまでが4,550ウォン、麻谷ナルと金浦空港までが4,350ウォンです。2ターミナルからは、孔徳と弘大入口までが5,250ウォンとなっています。泊まるエリアに合わせて降りる駅を選べば、料金も少しだけ安くなるのです。
注意したいのは、これらの金額が交通カードを使った場合の料金だという点です。表の下には、1回用の交通カードを買って乗ると、一般の料金に100ウォンが上乗せされると書かれています。1回用の交通カードには500ウォンの保証金がかかり、到着した駅で返金される仕組みです。
運賃の決まり方も説明されています。ソウル駅から青羅国際都市駅までの首都圏区間は10kmまで1,550ウォンが基本で、10kmから50kmまでは5kmごとに100ウォン、50kmを超えると8kmごとに100ウォンが加算されます。青羅国際都市駅から仁川空港1ターミナル駅までは独立した運賃の区間で、10kmまで1,200ウォン、それを超えると1kmごとに130ウォンが加算される仕組みです。1ターミナル駅から2ターミナル駅までもまた別の区間で、10kmまで1,200ウォン、それを超えると1kmごとに108.02ウォンが加算されると書かれています。
子ども(満6歳以上13歳未満)は基本運賃550ウォンで、追加運賃は大人の50%と書かれています。満6歳未満の幼児は、保護者1人につき3人まで無料です。満13歳以上18歳以下の青少年は、基本運賃900ウォンで追加運賃が20%引きとされています。家族で乗る場合は、子どもの年齢をこの区分に当てはめて、おおよその料金を出しておくとよいでしょう。
料金だけを比べれば、一般列車のほうがかなり安く済みます。荷物が少なく、途中の駅で乗り換えるなら一般列車、ゆったり座ってソウル駅まで行きたいなら直通列車という選び方が考えられます。交通カードの準備については、ソウルのTmoneyカードの準備も参考にしてください。
直通列車の切符の買い方と乗り場は?
直通列車は、乗る前に切符を買う必要があります。ネットで予約する方法と、駅で買う方法があるので、自分に合うほうを選びましょう。空港での乗り場への行き方もあわせて見ていきます。
ネット予約と駅の券売機で買える
空港鉄道の「直通列車利用案内」によると、直通列車の切符は、パソコンやスマートフォンの公式サイト、公式アプリでネット予約ができます。出発駅はソウル駅、仁川空港1ターミナル、2ターミナルから選び、空港から乗る場合は到着駅がソウル駅に自動で決まります。
予約できるのは、当日から最大2か月先までの列車です。予約の人数は、大人と子どもを合わせて最大12人までとされています。残りの席が30席を下回ると「売り切れ間近」、空席がなくなると「売り切れ」の印が出ます。週末や連休の前後は、早めに席を押さえておくと安心でしょう。
選んだ列車はカートに入れて、20分以内に支払いを終えると予約が完了します。支払いはクレジットカードか簡易決済です。海外発行のカードは、VISA、Mastercard、JCB、ダイナースクラブ、アメリカン・エキスプレス、銀聯カードが使えると案内されています。支払いが済むと、切符にQRコードが表示される仕組みです。
駅で買う場合は、自動券売機を使います。券売機があるのは、ソウル駅が空港鉄道ソウル駅の地下2階、仁川空港1ターミナル駅と2ターミナル駅は、それぞれのターミナルの地下1階の交通センターです。券売機の画面は、韓国語、英語、中国語、日本語から選べるので安心でしょう。券売機では、大人は最大8枚、子どもは最大4枚まで買えるとされています。
車いす席は、駅での購入だけに限られています。車いすを使う人や、介助が必要な人と一緒に旅行する場合は、駅の直通列車案内センターで相談するとよいでしょう。案内センターは、券売機と同じくソウル駅の地下2階と、各ターミナルの地下1階の交通センターにあります。
乗るときは、切符のQRコードを改札のスキャナーにかざすと扉が開くという流れです。切符の画面には、列車の出発時刻の3分前までにホームに着くよう書かれています。Xでは、入国の直前に16時発のAREXを予約してスムーズに乗れたという声もありました。スマートフォンで予約しておけば、そのままQRコードで改札を通れるのです。
空港の到着ロビーから乗り場へ
同じ直通列車利用案内には、空港の到着階から乗り場までの道順も載っています。1ターミナルと2ターミナルは共通で、1階の到着ロビーに出たら、エレベーターかエスカレーターで地下1階に下ります。ここで切符を買い、改札を通ったあと、さらに地下4階の乗り場まで下りる流れです。
到着ロビーから地下1階の交通センターまでは、案内表示に従って進めば迷いにくいつくりです。ただし、大きな荷物を持っているとエスカレーターが使いにくいこともあります。そんなときは、無理をせずエレベーターを使いましょう。乗り場は地下4階と深いので、時間に余裕をもって移動するのがコツです。切符を買う前に、自分の泊まるホテルがソウル駅の近くか、途中の駅のほうが近いかを決めておくと、直通列車と一般列車のどちらの改札に向かえばよいかで迷わずに済むでしょう。
ソウル駅から空港へ向かう場合の道順も案内されています。KTXや外の出口から入る場合は、1〜14番出口から入り、エレベーターかエスカレーターで1階から2階へ上がるのが最初の手順です。KTXの待合室を通り、地下2階の都心空港ターミナルへ下りてから、改札を通って地下7階の乗り場へ向かいます。15番出口から入る場合は、エスカレーターでそのまま地下2階へ下りられるので、移動が少なくて済むでしょう。
地下鉄の1号線や4号線、GTXで来た場合は、地下1階から地下3階へ移動して一度改札を出ます。そこから地下2階に上がって切符を買い、改札を通って地下7階の乗り場へ向かうという流れです。ソウル駅の乗り場は地下7階とかなり深いので、出発時刻の直前に駅に着くと慌てることになりかねません。
Xには、仁川空港に着いてAREXでソウル駅へ向かい、そこからタクシーでホテルへという親子旅行の声もありました。ソウル駅で直通列車を降りたあとの移動手段も、あらかじめ決めておくとスムーズです。
ソウル駅からタクシーに乗る場合の料金の目安は、ソウルのタクシー料金でまとめています。荷物が多い日や夜遅くに着く日は、駅からホテルまでの移動もあわせて考えておきましょう。
時刻表と予約の変更はどうなっている?
飛行機の到着時刻や出発時刻によっては、始発や終電の時刻が大事になります。直通列車の時刻表と、予約した切符を変えたり払い戻したりするときのルールを見ていきましょう。
直通列車の始発と終電の時刻
空港鉄道の「直通列車時刻表」には、平日と休日の時刻表が載っています。平日の空港発の始発は、仁川空港2ターミナル05:16発、1ターミナル05:24発で、ソウル駅には06:07に着きます。早朝に着く便でも、この始発に間に合えば朝のうちに市内に入れるでしょう。
空港発の終電は、2ターミナル22:40発、1ターミナル22:48発で、ソウル駅には23:31に着きます。夜遅くに着く便の場合は、入国審査や荷物の受け取りにかかる時間を考えると、直通列車の終電に間に合わないこともあり得ます。そんなときに備えて、一般列車や別の移動手段もあわせて考えておくと安心でしょう。
ソウル駅から空港へ向かう列車は、平日の始発がソウル駅06:00発で、1ターミナルに06:43、2ターミナルに06:51に着きます。終電はソウル駅23:00発で、1ターミナルに23:43、2ターミナルに23:51に着く列車です。休日の時刻表も、始発と終電の時刻は平日と同じでした。朝早い便で帰国する場合は、始発で間に合うかどうかを先に確かめておく必要があります。
日中の時刻も見てみましょう。たとえば平日のソウル駅発は、09:25、10:00、10:35、11:15のように並んでいるのです。平日の時刻表の表を数えると、直通列車は空港発もソウル駅発も1日28本です。1ターミナル発の間隔は30分から65分、ソウル駅発の間隔は30分から50分あいています。本数がそれほど多くないので、乗りたい列車が満席だと次の列車まで待つことになります。帰国日は特に、早めに予約しておくのがおすすめです。
Xには、ソウル駅の都心空港ターミナルで事前チェックインをした日に、AREXの時間を間違えて発券したものの窓口で変更できたという声もありました。時刻の見間違いは意外と起こりやすいので、予約した列車の時刻と駅は、乗る前にもう一度見直しておきたいところです。
時刻表は改正されることもあります。旅行の直前に、公式サイトの時刻表のページで、平日と休日のどちらの時刻表を見ればよいかもあわせて確かめておきましょう。時刻表のページは韓国語の表記ですが、時刻と駅名の並びは表になっているので、見比べやすいはずです。
切符の変更と払い戻しのルール
直通列車利用案内には、予約した切符の変更や払い戻しの方法も書かれています。公式サイトの予約内容から、列車の変更、座席の変更、割引の変更、商品の変更ができます。予定が変わったときも、乗る前ならネットで手続きができるのです。
変更には回数の決まりがあります。切符の変更は3回までで、2回以上変更すると手数料がかかると書かれています。ただし、手数料がかかるのは、列車の出発当日に2回以上変更した場合に限られるとの説明でした。前の日までの変更であれば、手数料を気にせずに済むことになります。
列車を変更するときは、乗車人数を変えることはできません。人数が変わる場合は、いったん払い戻してから予約し直すことになるでしょう。払い戻しも、予約内容から切符を選んで「返還」を押すと、手数料と返金額が表示される流れです。手数料が支払った金額より大きい場合は、手数料を支払う画面に進むと書かれています。
紙に印刷したホームチケットをなくした場合も、再発行という方法があるので落ち着いて対応しましょう。再発行すると新しいQRコードが作られ、それまでのホームチケットは使えなくなります。再発行したあとは、新しいQRコードのチケットで改札を通る必要があるわけです。スマートフォンでQRコードを表示する場合も、最新の画面を見せるようにしましょう。
切符と一緒に交通カードなどの商品を買った場合は、列車の出発15分前まで支払いの取り消しができます。カードの取り消しはすぐに処理されますが、カード会社によっては2〜3日かかるとも書かれていました。領収書は、利用履歴のページから最大3か月分を調べて発行できます。
旅行の予定は、飛行機の遅れなどで急に変わることがあります。直通列車を予約したら、変更と払い戻しのルールを頭に入れておくと、いざというときに慌てずに済むでしょう。予約したメールや画面は、旅行中すぐに出せるようにしておくと安心です。商品の返品については、使った形跡のないものに限って交換や返品ができると案内されていました。
帰国日にソウル駅でできることは?
直通列車の切符を持っていると、帰国の日にソウル駅の都心空港ターミナルを使えます。空港に行く前に手続きを済ませられる便利なサービスなので、使える条件をしっかり見ておきましょう。
都心空港ターミナルで搭乗手続きと出国審査
空港鉄道の「都心空港ターミナル利用案内」によると、ソウル駅の都心空港ターミナルでは、搭乗手続き、荷物の預け入れ、出国審査を、空港に行く前に済ませられます。場所は空港鉄道ソウル駅の地下2階です。使えるのは、当日に仁川空港から出発する国際線に限られています。案内では、出発の当日なら好きな時間に早めに訪れて搭乗手続きができる(アーリーチェックイン)一方、航空会社によって手続きできる路線が違う場合があるとしています。問い合わせ先は空港鉄道の営業運営処で、電話は1599-7788です。
利用できるのは、直通列車の切符を買った人です。切符のQRコードを都心空港ターミナルのゲートにかざして入ります。搭乗手続きの受付は05:20から19:00まで(受付の締め切りは18:50)、出国審査は05:30から19:00までです。
締め切りは出発のターミナルで違うので注意しましょう。仁川空港1ターミナルから出る便は出発の3時間前、2ターミナルから出る便は3時間20分前までに手続きを終える必要があります。案内には、17:00発の便なら、1ターミナルは05:20〜14:00、2ターミナルは05:20〜13:40に手続きができるという例も載っていました。
出国審査まで済ませた人は、仁川空港の3階出国場にある専用の出国通路を使えます。空港で長い列に並ばずに、免税エリアに入れるのが大きな利点です。Xでも、18時半の便で10時前にAREXの切符を買い、荷物を預けて出国審査も済ませてから買い物へ出かけたという声がありました。
ただし、使えないものもあります。航空券の購入はできず、取り扱いに注意が必要なスポーツ用品、楽器、長さが150cmを超える大きな荷物は預けられません。大きな荷物の基準は、横45cm×縦90cm×高さ60cm以上か、50kg以上と書かれています。大きな荷物がある日は、空港で預けることになるでしょう。
当日の流れとしては、ソウル駅で荷物を預けて身軽になり、最後の観光や買い物を楽しんでから直通列車で空港に向かうという使い方ができます。手続きの締め切りが空港より早いので、飛行機の出発時刻から逆算して、何時までにソウル駅に着けばよいかを決めておくことが大切です。
使える航空会社とターミナルの見方
都心空港ターミナル利用案内には、搭乗手続きができる航空会社が、ターミナルごとに表になっています。1ターミナルは、チェジュ航空、ティーウェイ航空、イースター航空です。チェジュ航空とティーウェイ航空は、グアムやサイパンなどの米州路線を除くすべての路線で手続きができます。
ティーウェイ航空は、ティーウェイの機材で運航する共同運航便の手続きもできるとされています。イースター航空は、イースターの機材で運航するすべての路線が対象です。日本と韓国を結ぶ路線は米州路線ではないので、これらの航空会社を使う人は、ソウル駅で手続きできる可能性が高いといえるでしょう。
2ターミナルは、大韓航空、アシアナ航空、ジンエアー、エアプサン、エアソウルです。いずれも、その会社の機材で運航する共同運航便の手続きができると書かれています。ジンエアーとエアソウルは、グアムやサイパンなどの米州路線を除くすべての路線が対象です。
案内では、乗る予定の便がソウル駅で手続きできるかどうかを、前もって必ず航空会社に問い合わせるよう呼びかけています。チャーター便は、空港鉄道との協議が済んだものに限られます。表に名前のない航空会社を使う場合は、ソウル駅では手続きができないものと考えて、空港で手続きをする予定を立てておきましょう。迷ったときは、予約した航空会社の窓口に旅行の前に問い合わせておくのが確実でしょう。当日になって手続きできないとわかると、空港へ急いで向かうことになりかねません。
直通列車の予約案内でも、空港に向かう場合は航空券に書かれたターミナルを見て到着駅を選ぶよう呼びかけています。1ターミナルと2ターミナルは駅が別なので、間違えると移動に時間がかかります。航空券やeチケットの控えで、出発するターミナルを必ず見ておきましょう。
帰国日に免税品の手続きをする予定がある人は、空港での時間配分も大切になります。韓国の免税還付の条件は、韓国の免税還付はいくらからでまとめているので、あわせて読んでみてください。
まとめ:仁川空港からソウル駅へAREXで行く5つの要点
仁川空港とソウル駅の間は、直通列車と一般列車のどちらでも移動できます。料金、時間、乗り換えのしやすさを比べて選びましょう。最後に、押さえておきたい要点を5つにまとめます。
- 直通列車はソウル駅まで1ターミナルから43分、2ターミナルから51分で、全席指定の列車
- 直通列車の運賃は大人13,000ウォン、満6歳以上13歳未満の子どもは9,500ウォン
- 一般列車は交通カードでソウル駅から1ターミナルまで4,750ウォン、2ターミナルまで5,350ウォンで、途中の駅で地下鉄に乗り換えられる
- 直通列車の切符はネットで最大2か月先まで予約でき、空港では地下1階の交通センターで買って地下4階の乗り場へ向かう
- 直通列車の切符があればソウル駅の都心空港ターミナルで搭乗手続きと出国審査ができ、締め切りは1ターミナルが出発3時間前、2ターミナルが3時間20分前
料金や時刻表、使える航空会社は変わることがあるので、出発の前に空港鉄道の公式サイトで最新の案内を見ておくと安心です。