ソウルのタクシー料金はいくら?基本4,800ウォンと深夜割増、仁川空港の乗り場と区間料金、アプリ配車と支払いまでの5つのポイント

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秋の連休や週末を使ってソウルへ行く計画を立てていると、地下鉄だけでなくタクシーの料金も気になってきます。Xでも、カカオTに海外カードが登録できずにタクシーを呼べない人をよく見る、という声がありました(Xの投稿)。

とはいえ、ソウルのタクシーは種類によって基本料金が違い、夜の時間帯や市外へ出たときには割増もかかります。仁川空港から乗る場合は乗り場の番号や区間料金もあるので、何となく乗ると「思ったより高い」と感じる場面もあるでしょう。

この記事では、基本料金から深夜割増、空港からの乗り方、アプリ配車と支払い、忘れ物への備えまでを順番に紹介します。

目次

ソウルのタクシー料金はいくら?

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まずは、街なかで最もよく見かける中型タクシーと、基本料金が高めに設定されている模範・大型タクシーの料金の決まり方を確認しておきましょう。どちらもメーターで計算されますが、基本料金と加算の単位が違います。

中型タクシーの基本料金と加算

ソウル市の日本語サイトにある「ソウル市のタクシー料金システム」によると、一般的な中型タクシーの料金は2023年2月1日の午前4時から現在の体系になっています。昼間の基本料金は1.6kmまで4,800ウォンで、そこから先は距離料金が131mごとに100ウォン、時間料金が30秒ごとに100ウォン加算される仕組みです。

ここで少し分かりにくいのが、距離と時間の両方が料金に関係している点でしょう。ソウル市の表では、中型タクシーは「時間・距離の部分同時合算(15.72km/h未満の場合)」と書かれています。韓国語版の物価情報サイトでは「시간·거리 부분 동시병산」と表記されており、車が時速15.72km未満でゆっくり進んでいるときには、走った距離に加えて時間の分も料金に加わると読み取れます。渋滞の多い時間帯に乗ると、同じ距離でもメーターの上がり方が早く感じられるのはこのためです。

イメージをつかむために、渋滞がなく時間料金がかからなかったと仮定して、昼間に5km走った場合を単純計算してみます。基本料金でカバーされる1.6kmを引いた残りは3.4kmで、これを131mで割ると約25.9になります。100ウォンが加算されるのはおよそ25回分なので、距離料金は約2,500ウォンです。基本料金の4,800ウォンと合わせると、7,300ウォン前後が目安になるでしょう。実際には信号待ちや渋滞で時間料金が加わるため、これより高くなることが多いと考えておくと安心です。

もう一つ覚えておきたいのが、最後の端数の扱いです。ソウル市の表には「最終的に支払い料金メーターで算定された料金を10ウォン単位で四捨五入して決定」と書かれています。メーターの表示がきりのよい金額になっているのはこのためで、一の位の細かいお金を用意する必要はありません。

また、ソウル市は「すべてのタクシーは、メーターによる料金のみ請求しなければならず、これを違反した場合は、不当な料金請求として行政処分対象となる」とも案内しています。例外として、ソウル市の承認を得た料金体系であればメーター以外での請求も認められていますが、これは後で触れる空港の区間料金や貸切料金のような、あらかじめ決められた料金のことです。乗車中にメーターが動いていないと気づいたら、その場で確認するようにしましょう。

模範・大型タクシーとの違い

ソウルの道路では、中型タクシーのほかに、模範タクシーや乗車定員の多い大型タクシーも走っています。ソウル市の料金表では、これらは「大型乗用タクシー・模範タクシー」としてまとめられており、中型とは別の料金が決められています。

昼間の基本料金は3kmまで7,000ウォンです。中型の4,800ウォンと比べると高く見えますが、基本料金で走れる距離も1.6kmではなく3kmと長めに設定されています。その先の距離料金は151mごとに200ウォン、時間料金は36秒ごとに200ウォンで、1回あたりの加算額は中型の2倍です。

計算方法にも違いがあります。中型は時速15.72km未満で時間と距離の両方を合算する方式でしたが、模範・大型は「時間・距離の相互合算」とされ、時速15.10km未満のときは時間のみ、それを超えるときは距離のみで計算されます。韓国語版では「상호병산」と書かれていて、同時に両方を数えるのではなく、速度によってどちらか一方で加算するという考え方です。

先ほどと同じく、渋滞なしで5km走ったと仮定して単純計算してみましょう。基本料金の3kmを引いた残りは2kmで、151mで割ると約13.2になります。200ウォンの加算が13回分とすると2,600ウォンで、基本料金の7,000ウォンと合わせると9,600ウォン前後です。中型の7,300ウォン前後と比べると2,000ウォン以上の差になるため、とくに短い距離では中型のほうが割安になりやすいでしょう。

一方で、模範・大型タクシーには荷物を多く積める車種や、大人数で乗れる車種があります。仁川国際空港公社の案内でも、大型タクシーは9人乗りと書かれています。家族やグループでスーツケースが多いときは、中型を2台に分けるより1台にまとめたほうが移動しやすいこともあるので、人数と荷物の量で選ぶのが現実的でしょう。

なお、カカオブラックなどの「高級タクシー」は、ここで紹介した模範タクシーとは別の分類です。ソウル市の表によると、カカオブラックは基本距離なしで6,000ウォンから始まり、71.4mごとに100ウォン、15秒ごとに100ウォンが加算されます。さらに需要に応じて0.7〜4.0倍の弾力料金制が適用されると書かれているため、名前や見た目が似ていても料金の決まり方はまったく違うと覚えておきましょう。

夜や市外に出ると料金は上がる?

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夜遅くまで観光や食事を楽しんだあと、宿へ帰る足としてタクシーを使う人もいるでしょう。ここでは深夜割増と、市の境界を越えたときの割増、そして割増が重なったときの上限を確認します。

深夜割増は時間帯で20%と40%

ソウル市の料金表によると、中型タクシーの深夜割増は22時から翌4時までの間にかかり、時間帯によって割合が変わります。22〜23時と2〜4時は20%、23〜2時は40%です。夜の中でも、日付が変わる前後の3時間だけ割増率が高くなっていると考えると覚えやすいでしょう。

この割増は、基本料金と加算の単位にもそのまま反映されています。22〜23時と2〜4時の基本料金は1.6kmまで5,800ウォンで、距離料金は131mごとに120ウォン、時間料金は30秒ごとに120ウォンです。23〜2時になると、基本料金は1.6kmまで6,700ウォン、距離料金は131mごとに140ウォン、時間料金は30秒ごとに140ウォンに上がります。英語版の料金表でも、22〜23時、23〜2時、2〜4時の3つに分けて同じ金額が並んでいました。

例えば、昼間なら7,300ウォン前後と計算した5kmの移動を、23時台に渋滞なしで乗った場合で考えてみます。基本料金が6,700ウォン、距離料金の加算が140ウォンの約25回分で3,500ウォンとなり、合わせると10,200ウォン前後です。同じ道のりでも、時間帯によって3,000ウォン近く差が出ると分かります。

模範・大型タクシーの深夜割増は、中型ほど細かく分かれていません。ソウル市の表では、22〜4時は一律で20%の割増とされ、基本料金は3kmまで8,400ウォン、距離料金は151mごとに240ウォン、時間料金は36秒ごとに240ウォンです。23時台に乗っても40%にはならないので、深夜帯の割増率だけを見ると、模範・大型のほうが上がり幅は小さくなっています。

ただし、仁川国際空港公社の案内を見ると、京畿道のタクシーでは深夜割増の時間帯の書き方が異なり、一般タクシーは23時から4時までに30%と記載されています。ソウルで乗るタクシーと、空港や周辺都市で乗るタクシーでは、所属する自治体によって細かな条件が違うことがあると覚えておくとよいでしょう。

ちなみに、Xでは深夜0〜4時ごろに走る「올빼미버스(フクロウバス)」と呼ばれる深夜バスを紹介する投稿も見られました(Xの投稿)。深夜割増の時間帯にタクシーが高いと感じたときの選択肢として、宿泊先に向かう路線があるか調べておくのも一つの方法です。

市界外割増と重複の上限

ソウル市内から出発して市の境界を越えると、市界外割増がかかります。ソウル市の説明では、統合事業区域の光明市や、慰礼新都市を含む共同事業区域から外へ出たすべての区間で、料金に20%の割増が適用されるとされています。この割増はメーターで自動的に加算される仕組みです。

ここで気になるのが、深夜割増と市界外割増が重なった場合でしょう。ソウル市の表では、中型タクシーは「深夜・市界外の重複割増:最大60%」とされています。深夜の40%と市界外の20%を足すとちょうど60%になり、それ以上には上がらないという意味です。模範・大型タクシーの場合は深夜割増が20%なので、重複割増の上限は最大40%と書かれています。

外国人観光客がよく利用する仁川空港については、事情が少し違う点に注意しましょう。韓国語版の物価情報サイトには、仁川国際空港を共同事業区域とするソウル市、京畿道の光明市・富川市・金浦市・高陽市、仁川市までは市界外割増を適用せず、6つの市・道の境界から適用すると書かれています。仁川国際空港公社のページでも、空港からソウル、仁川、高陽、光明、金浦、富川の6都市へ向かう場合は市界外割増がかからないと案内されていました。

一方で、空港からそれ以外の地域へ行く場合は割増の対象になります。仁川国際空港公社は例として、空港から坡州市へ向かう場合は高陽市を出た地点から割増料金が適用されると説明しています。割増率はソウル・京畿のタクシーが20%、仁川のタクシーが30%とされているため、ソウルの中心部ではなく近郊のホテルに泊まる人は、どの都市に向かうのかを事前に確かめておくと安心です。

もう一つ、メーターとは別にかかるのが有料道路の通行料です。ソウル市の説明によると、乗客の要望などで有料道路などの有料施設を使った場合は、その実費が加算されます。空港からの移動のように有料道路を通る可能性がある区間では、メーターの金額に通行料が上乗せされる場合があると知っておくと、支払いのときに戸惑わずに済むでしょう。

なお、ソウル市の日本語ページでは、仁川の共同事業区域については基準が異なるため、詳しくは02-2133-2317へ問い合わせるよう案内されています。市界外割増はメーターで自動的に加算される仕組みなので、境界を越えたあとにメーターの上がり方が変わったと感じても、まずは料金表どおりの割増かどうかを落ち着いて確かめることが大切です。

仁川空港からソウルまではどう乗る?

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到着した日にそのままタクシーでホテルへ向かう人も多いでしょう。仁川空港では乗り場が種類ごとに分かれているほか、外国人向けの公式タクシーには区間ごとの定額料金があります。

乗り場の番号と種類

仁川国際空港公社の「タクシー利用案内」には、まず注意書きとして、タクシーを装ったコールバンによる違法な客引きで不当な料金を請求される事例が頻繁に起きているため、指定のタクシー乗り場へ移動して利用するよう書かれています。到着ロビーで声をかけられても、そのままついて行かず、案内表示に従って乗り場へ向かうのが基本です。

乗り場の番号は、ターミナルとタクシーの種類によって違います。第1旅客ターミナルでは、一般(中型)タクシーの乗り場が5C、6C、6D、模範タクシーが7C、大型タクシーが8Cです。第2旅客ターミナルでは、ソウル方面の一般タクシーが7C、模範・大型タクシーが7Dと案内されています。案内図では1階の出入口の番号とあわせて位置が示されているので、到着したら乗りたい種類の番号を目指して進みましょう。

第2旅客ターミナルは行き先別に乗り場が分かれている点にも注意が必要です。同じ案内表では、一般タクシーのうち京畿方面が6D、仁川方面が5Dとされています。京畿方面は富川、光明、金浦、高陽の各市に限ると書かれているので、ソウル市内へ行く人は7Cを選ぶと覚えておけば迷いにくいでしょう。

外国語対応の公式指定タクシーであるインターナショナルタクシーとスマートタクシーの乗り場は、第1旅客ターミナルが4C、第2旅客ターミナルが3Cです。また、事前に予約が済んでいるタクシーの乗り場は、第1旅客ターミナルが1Cと14C、第2旅客ターミナルが1Cと10Cとされています。予約していない人が予約車の乗り場に並んでしまわないよう、番号を確認しておくと安心です。

このページには、ターミナルごとの待機台数も表示されています。2026年10月26日8時56分の更新時点では、第1旅客ターミナルで一般(中型)タクシー131台、模範タクシー19台、大型タクシー22台が待機していました。時間帯によって台数は変わりますが、到着前にこの表を見ておくと、乗り場の混み具合をある程度予想できるかもしれません。

料金の目安としては、同じ表で一般タクシーの基本料金がソウル・京畿・仁川いずれも4,800ウォン、模範・大型タクシーが7,000ウォンと案内されています。深夜割増の時間帯もあわせて書かれているので、深夜便で到着する人は一度目を通しておくとよいでしょう。問い合わせ先は仁川国際空港の顧客センター(1577-2600、7時〜22時)です。

インターナショナルタクシーの区間料金

言葉に不安がある人にとって心強いのが、ソウル市が運営している外国人観光タクシー「インターナショナルタクシー」です。ソウル市の交通ページによると、2009年5月1日に運行を始め、外国人乗客の言語の不便を減らし、不親切や過速、乱暴な運転を防ぐことを目的に導入されました。公式サイトでは、英語・日本語・中国語を話せる運転手が対応すると紹介されています。

最大の特徴は、仁川空港とソウル市内の間に区間料金制があることです。ソウル市の料金表によると、行き先の区によってA〜Eの5つの地域に分かれ、中型タクシーの場合はA地域の江西区が70,000ウォン、麻浦区や西大門区などのB地域が75,000ウォンです。龍山区、中区、鍾路区などのC地域は85,000ウォン、江南区や瑞草区、東大門区などのD地域は90,000ウォン、松坡区や江東区、蘆原区などのE地域は95,000ウォンとされています。大型・模範タクシーでは、A地域100,000ウォンからE地域140,000ウォンまでの設定です。

メーターで乗る場合は、中型・大型・模範タクシーと同じ料金制が基本ですが、外国人乗客には20%の外国人割増を適用できると書かれています。ただし中型タクシーでは、外国人割増、深夜割増、市界外割増を同時に適用しても、最大60%までしか割増できない決まりです。

空港では、第1・第2旅客ターミナルに案内デスクと専用乗り場があります。ソウル市によると、専用乗り場は各ターミナルに4面ずつで、計8面です。仁川空港には案内スタッフ10人が常駐し、英語・日本語・中国語で対応し、現地での受付や相談、事前予約の確認、タクシーの呼び出し、乗車案内などを行っています。なお、金浦空港国際線の案内デスクは、2020年4月以降運営を中断していると記載されていました。

予約は、公式サイトのほか予約相談窓口(1644-2255)や専用アプリでもできます。ソウル市の説明では、アプリなら会員登録から決済手段の登録、車両の予約まで済ませることができ、自国で使っているクレジットカードをそのまま登録して自動決済できるとされています。決済手段として、国内外のクレジットカード、プリペイド型交通カード、現金に対応していることも明記されていました。

観光にも使いたい場合は、貸切料金制もあります。中型タクシーは3時間70,000ウォン、5時間110,000ウォン、8時間160,000ウォン、10時間190,000ウォン、1日240,000ウォンです。大型・模範タクシーは3時間90,000ウォンから1日260,000ウォンまでとなっています。郊外の観光地をまとめて回りたいときなど、目的に合わせて検討してみてください。

アプリ配車や支払い・忘れ物は?

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最後に、配車アプリを使うときの料金の考え方と、降りるときの支払い、そして車内に物を忘れたときに備えてできることをまとめます。韓国語で行き先を伝える不安を減らす工夫にもつながる内容です。

k.rideとアプリ呼び出しの料金

外国人旅行者向けの配車アプリとして、カカオモビリティが提供しているのがk.rideです。聯合ニュースの英語版によると、2024年6月4日に、アメリカや日本、中国、シンガポールなど14か国のアプリストアで配信が始まり、韓国国内の配車サービス「カカオT」と連携して使えるようになりました。

カカオモビリティの公式ページでは、英語、日本語、中国語(簡体字・繁体字)で利用でき、100か国以上の言語で目的地の検索と運転手とのチャットができると案内されています。登録はGoogle、Apple、メールアドレスで行え、海外で発行されたカードや、Alipay、GrabPayなどの簡易決済で支払えると書かれています。旅行者向けに、登録と支払いの手段が複数用意されていると言えるでしょう。

料金面で心強いのは、車両を呼ぶ前に予想料金を確認できる点です。公式ページには「不合理な料金を心配せず安心して呼び出せる」といった趣旨の説明があり、韓国を訪れた外国人は希望する時間と場所でタクシーを予約できるとも書かれています。早朝の出発や、荷物が多い日の移動に使いやすい機能です。

一方で、アプリで呼んだときには、メーター以外の料金がかかる場合もあります。ソウル市の説明によると、市の呼び出し料金の基準(昼間1,000ウォン、夜間2,000ウォン)は電話だけで運営される呼び出しに適用されるものです。アプリを使った呼び出しは、事業者が国土交通部に登録し、呼び出し料金を申告する仕組みになっています。つまり、アプリごとに呼び出し料金の設定が違う可能性があるため、確定前の画面で総額を見る習慣をつけておくと安心です。

さらに、アプリで選べる車種の中には、先ほど触れた高級タクシーや大型乗合タクシーも含まれます。ソウル市の表では、これらは自主申告料金制とされ、需要と供給に応じて0.7〜4.0倍などの弾力料金制が適用されると書かれていました。混み合う時間帯には同じ距離でも高くなることがあるので、中型タクシーで十分な人は、車種の選択画面をよく確認してから呼び出しましょう。

アプリの表示や対応している支払い方法は変わることがあるため、出発前に一度インストールして、登録画面まで進めておくと現地で慌てずに済みます。

カード払いと領収書で忘れ物に備える

タクシーに乗ったときに意外と多いのが、スマホや財布などの忘れ物です。ソウル市は交通ニュースのページで、タクシーに物を置き忘れたときに見つけやすくする方法を紹介しています。

一つ目はカードで支払うことです。ソウル市によると、料金をカードで支払えばカード会社に決済の記録が残るため、カード会社のコールセンターに問い合わせることで、自分が乗ったタクシーを探せるとされています。

二つ目は、支払いのあとに領収書を受け取ることです。領収書にはタクシー事業者の電話番号が書かれているため、現金でもカードでも、受け取っておけば連絡先がすぐに分かります。法人タクシーなら会社の事務所に電話して、乗った車両番号と時刻を伝えると、忘れ物の所在を確認して案内してもらえるそうです。個人タクシーの場合は、領収書に事業者の携帯電話番号が書かれていると説明されています。

三つ目は、領収書がないときに120番のタサンコールセンターへ電話することです。ソウル市によると、車両番号が分かっていれば、コールセンターで車両を照会して事業者や会社の忘れ物センターの連絡先を教えてもらえます。番号が分からない場合でも、届け出先を案内したり、ソウル市が2009年から運営している「大衆交通統合遺失物センター」に登録されていないか照会したりしてくれるとのことでした。海外からかける場合は、ソウル市のサイトに+82-2-731-2120という番号が載っています。

このページでは、乗車してすぐ出発前に端末へカードをタッチしておく「カード事前承認」も紹介されています。事前に承認を受けておくと、降りるときは運転手が決済ボタンを押すだけで支払いが済み、カード会社にそのタクシーの記録が残るため、忘れ物を探すときにも照会しやすくなる仕組みです。

空港からインターナショナルタクシーを使った場合も、備えは同じように考えられます。ソウル市の交通ページでは、利用者が安心できるサービスと品質管理の取り組みとして、GPSを使った移動経路の追跡や配車管理、忘れ物を届ける体制づくりが挙げられていました。予約の控えや乗車した日時を残しておけば、問い合わせのときに伝えやすいでしょう。

旅行中に言葉で困ったときは、観光案内電話の1330も役に立ちます。ソウル市の日本語サイトには「韓国観光案内」として、韓国国内から1330、海外からは+82-2-1330で案内を受けられると載っています。降りる前に座席や足元を見回し、カード払いと領収書の受け取りを習慣にしておけば、万が一のときにも落ち着いて動けるでしょう。

まとめ:ソウルのタクシー料金の5つのポイント

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この記事で紹介した、ソウルのタクシー料金の5つのポイントをまとめます。

  • 中型タクシーは昼間1.6kmまで4,800ウォンで、131mごとに100ウォン、30秒ごとに100ウォンが加算され、模範・大型タクシーは3kmまで7,000ウォンから始まる
  • 中型の深夜割増は22〜23時と2〜4時が20%、23〜2時が40%で、模範・大型は22〜4時に一律20%となる
  • 市の境界を越えると20%の市界外割増がかかり、深夜と重なっても中型は最大60%、模範・大型は最大40%が上限となる
  • 仁川空港では種類ごとに乗り場の番号が決まっていて、インターナショナルタクシーなら行き先の区に応じた区間料金でソウルへ向かえる
  • 配車アプリは確定前に料金と車種を確認し、降りるときはカード払いと領収書の受け取りで忘れ物に備える

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この記事を書いた人

韓国旅行の手続きや持ち物、交通、宿を調べ、準備に役立つ形で紹介する編集部です。

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