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東大門へ行く予定なら、門の屋根だけでなく、手前の壁にも注目してみて。建物の前へ、ぐるっと半円を描くように壁が重なっています。
これは甕城(ウンソン)という、城門を守るための壁です。東大門と通称される興仁之門(フンインジムン)は、都城の八つの城門のうち、この構造を備えた唯一の門として紹介されています。
写真の主役になりやすい屋根から、少し下へ目を向けると、門の役目が見えてくるんだね!
門へ一直線に攻め込まれないよう、手前へ壁を置いている
韓国観光公社の興仁之門の紹介は、前面の半円形の城壁について、門への直接の攻撃を避け、守りを固めるための造りと説明しています。
ここでいう漢陽都城は、かつての都を囲んで守る城壁です。街の入口になる門に加えて、その前にも壁がある。飾りとして外観を整えるだけのものではなかったんだね。
見学のときは、まず門本体と、その前に張り出す壁を見分けてみよう。屋根を写真へ収めたら、もう少し広い範囲も眺めてみて。壁と門が重なって見えると、守りの造りを考える手がかりになります。
周辺は今の街の道路でもあるので、見る角度を変えたいからと車道へ出ないでね。歩ける場所と現地の案内を優先して、立ち止まれるところで見よう。
現在の門は、都城ができたときの建物そのままではないよ
同じ公式紹介では、朝鮮時代初期に建立され、その後も修理が重ねられた歴史を案内しています。今残る建物は、1869年の大規模な改築によるものです。
「最初に建てられた年」と「今見ている建物の時代」は、分けて読むんだね。二階建ての門と、その前の半円の壁。現地で一つだけ覚えていくなら、まずこの組み合わせからで大丈夫。
東大門の街歩きも合わせるなら、『るるぶソウル’27』があります。出版社の内容紹介には東大門のエリア案内とソウルの地図が挙がっています。門の見える場所へどう寄るか、前後の買い物と移動を地図で考えるための候補です。
お店を探す東大門と、城門を見る東大門。同じ旅の中で、目を向けるものを少し変えてみよう。屋根を見上げたあと、前の半円へ。「この壁も門を守っていたんだ」と分かると、街の眺めにもう一つ意味が加わるよ!